行為は求めるものを教えてくれるか
- データ
- 会期:2007年7月29日(日)〜8月5日(日) 7日間
- 会場:成増アートギャラリー
- 参加者:26人
- コンセプト
- ・参加者が各自、郵便やメールを使って課題(テーマ)を出題
- ・それぞれ課題を仕上げ、郵便やメールで課題提出者に返送
- ・課題提出者は集まった作品を編集。→ 作品完成
課題一覧
- あなたは誰?
- 年賀状 2007
- 行為は求めるものを教えてくれる…か?
- あなたの赤、あなたの青、あなたの黄
- 記憶の中のおとぎ話
- 1日のなかのとっておきな時間
- このあな、なあに?
- モンタージュ
- ミステリー バスツアー
- ワンピース ワンピース
- はしご
- ぐうぜん4コマまんが
- 永遠の願いごと
- 日本語オノマトペ辞典
- ながい ぎょうれつ
- でったらめったらかるた
- チョコレート王国とラベンダー王国
- きょうのごちそう(ワークショップ)
出題者:宮崎詞美あなたは誰?
出題者:鳥居千夏年賀状 2007
さようなら2006年、こんにちは2007年、ということで「去りゆく2006年のおしり」をカード左側に、「きたる2007年のあたま」をカード右側に描きます。みんなの作品が集結したら、心ゆくまでカードを入れ替えて遊びます。思いもよらない「ポール組2006→2007キャラクター」達が生み出されました。
出題者:渋谷純子行為は求めるものを教えてくれる…か?
出題者:宮崎詞美あなたの赤、あなたの青、あなたの黄
ルール:あなたのBlue・Red・Yellow、各色を1枚づつ郵便はがき定型サイズ ヨコ位置に表現してください。あなたが誰なのか、オモテ面には名前を文字で入れないでください。作品はそのまま絵ハガキとして切手を貼って投函してください。作者が誰なのかは、差出人の名前で確認します。あとは何をしても自由! あなたの3色、3枚を、見せてください。
出題者:長岡綾子記憶の中のおとぎ話
出題者:くまあやこ1日のなかのとっておきな時間
出題者:石川志保このあな、なあに?
ボール?太陽?太鼓??… 2007年はブルーノムナーリ生誕100周年。偉大なアーティストにちなんで、こんな課題を考えました。あなたならではのアイデアで、穴を生かした絵を描いて下さい。
ルール:穴の空いた指定のカードに、穴を生かしてカラーで絵を描いてもらう。(裏面に絵を描いてもOK。)
出題者:森部志保モンタージュ
これだけの人数が集まるのだから、それぞれの絵をバラバラにして組み合わせることによって、どんな絵が出来上がるのか見てみたい。組み合わせは104億以上。 来場者が作る作品です。
出題者:岡村志満子ミステリー バスツアー
郵便を使った展示企画に「旅」を感じたので、テーマは「旅」。どんな作品が送られてくるか分からないので「ミステリー」。旅人は私たち全員ということで、必要な乗り物は「バス」。『ミステリーバスツアー』です。
もう1つの「ミステリー」は、ストーリーを変えることができること。イラスト裏面はテキストページで、リングをはずせばページの入れ替えができます。イラストとテキストの関係性を探り、描かれていない時間、空気を読む。無意識に働くイメージの行方を意識する実験でもあります。
出題者:吉田恭子ワンピース ワンピース
出題者:タローはしご
用紙の大きさを官製ハガキ(10×14.8cm)に定め、「はしご」は、太さ3mm・幅5cmと指定し、そこに、何か登っていく姿を自由に描いてもらいました。(位置や色や方向など全て自由)集まった個性的な「はしご」をジョイント部分を使い壁から天井まで這うような展示にしました。アッチにいったり、コッチにいったり。オドロキと出合いが満載の不思議なはしごにが完成しました。
出題者:鳥居千夏ぐうぜん4コマまんが
出題者:スサイタカコ永遠の願いごと
出題者:石川志保日本語オノマトペ辞典
出題者:渋谷純子ながい ぎょうれつ
長ーい行列が出来ています。みんな何のために並んでいるのか?先頭には何があるのか?なんだかよく分かりませんが、とにかく並んでいます。みなさんもこの行列に一緒に並んでみて下さい。
ルール:郵便ハガキ定形サイズ(10センチX14.8センチ)の用紙を用意してヨコ位置使用。進行方向は右(→)。下から2センチの位置を「地面(グラウンドライン)」にすること。
出題者:イモマンガ(イエナツキ/うえのよう/ヨツモトユキ)でったらめったらかるた
ルール:ほかのかるたとちがい、でったらめったらないきもののかるたであること。ただそれだけ。
参加型/来場者がでったらめったらな札を描いて追加もできます。そしてみんなで遊べます。なかなか白熱します。
出題者:きねふちなつみチョコレート王国とラベンダー王国
出題者:タローきょうのごちそう(ワークショップ)
A4サイズの紙に、四角いテーブルを描きます。その上に自分の食べたい物を1つ描きます。描く時間は3分間。描き終えたら紙を横の席の人に渡します。そうして1回りさせると、皆で作ったごちそうが、テーブルにずらりと並ぶ・・・ハズですが・・・!?
最後に、完成した作品を見て、1人ひとり感想を述べてもらいました。年齢も国籍も関係なく、みんなで一つもの物を作る楽しさでいっぱいのワークショップとなりました。